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指先から伝わる想い 「大黒屋寿司店」

昭和の名優、藤田まことさんを追悼して「必殺仕事人2010」が7月10日に放送されるとのことですが…富山じゃ放送されないだろうなぁ(´・ω・`)ショボーン

年末までには放送されることを切に願います(人><。)

さて、今回は魚津市に店舗を構える「大黒屋寿司店」さんにお邪魔させていただいた時の記事になります。

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検索用ワード 富山のお寿司屋さん ほたるいか尽くし

詳しくは続きをどうぞ お店の住所、定休日等の情報も続きにあります

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写真は仕事人、いかい大将の仕事ぶりの写真です。カウンターのお客さんと話しながら、注文を記憶し、注文が滞ることのないように配慮し、手際よく素材を調理し、見栄えを考え盛り付け、料理を順序良く配膳する…カウンターで対面して商売をすることは料理人の究極の形態なのかもしれませんね。

自分のブログを読んで大黒屋寿司店さんに行かれた方が、すでに何人もおられるとか、ありがたいことですと大将から感謝されましたが、自分でもその方々に感謝したいと思います、本当にありがたいことだと思います。

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最初にでてきたのはカニ。

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切れ目が入れてあり、不器用な自分でも綺麗にむくことが出来ました。これならカニをほじくることに夢中になって無口になることもないですね。

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本日の盛り

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最初が自分の皿で、こちらが嫁の皿です。色彩感覚を考えた綺麗な盛り方だと感じてきます。学生時代はとにかく量、味よりも量でした。それが段々、味にシフトしていき、40を目の前にして見た目も料理の重要な要素であると感じるようになりました。まだ、漠然とした感覚なので、これが感じるから思うになるまで、あと何年かかることやらwでも、色々な料理を食べることによって成長していく自分がいるのを実感することも、食べ歩きを続ける大事な要素です。

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緑黄色野菜に注目している、とはいかい大将の言。お寿司屋さんが緑黄色野菜!?場違いなような気もしますが、総合的な美味しさと見た目にも力を入れている大黒屋さんの心意気ですね。なんというか、お寿司屋さんって活きのよいお魚を仕入れることだけを考えていればいいんじゃないの?という自分の狭い世界を、毎回、大黒屋さんは払拭してくれます。美味しさを求める+こういうやりとりが楽しく感じて足を運んでしまいますね。

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石川出身の自分が富山県民になったなあと痛感するとき、それは昆〆が美味いなぁとしみじみ想うときですcoldsweats01昔はなんで新鮮な刺身をわざわざ昆布で〆るのか理解できませんでしたが、富山では保存するためではなく美味しく食べるために昆布で〆るというのを、ようやく舌で理解してきましたconfident

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海老の頭の素揚げ。からっと揚げてある海老の頭はぱりぱりして美味しいのですが、こいつは口の中に刺さる危険な食べ物です。

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このように触覚を下に向けて食べると、比較的刺さらないで食べられます。これで自分も嫁も海老揚げ食いマスターですw

今回、私的な理由ですが、ちょっと祝いたいこともあって大黒屋さんにお邪魔させていただきました。その旨を女将さんに伝えると

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「このホタルイカ尽くしは私からのお祝いです」、と、今年食べそこなったホタルイカをご馳走していただきました。女将さんには感謝の言葉もありません。

子供の頃、両親に連れて行ってもらったお寿司屋さんって家族ぐるみのお付き合いでした。お祝い事があるとお店全体で祝ってもらったような思い出があります。そのことを思い出して、「大黒屋寿司店」さんの「お客」になれたのかなぁ、と感慨深いものがありました。

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綺麗に内臓を除去した手間のかけられたホタルイカの刺身は舌の上でくにゅっとする感触がたまりません。そして、じわじわっと解けていくんですよ、この身が、そのときに残していく磯の香りのする味がたまらなく美味しいです。少しでも内臓が残っていると、これほど純粋な味にはならないのですが、綺麗にしっかりと職人の仕事がされておりました。

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こちらはしゃぶしゃぶ用のホタルイカ、今年は本当に不漁で、富山県に富山県産以外のホタルイカが出回るという、例年では考えられない自体があったなか、このような新鮮なホタルイカを用意していただきました。本当に大将と女将さんに感謝です。

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前回の鰤シャブの固形燃料では火力が弱く、画竜点睛を欠いたという大将が用意したものは、こちらの小型のコンロ。カウンターでしゃぶしゃぶを食べようなんてお客は自分達しかいないと思うのですが…お客の要望に最大限こたえようとする姿勢が本当に心地良いです。

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投入。

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圧倒的な火力でしゃぶしゃぶされていきます。

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綺麗にゆであがったホタルイカ。刺身と違ってぷにぷにした食感。ほんのりと香るイカの匂い、じゅわと染み出すイカの旨味が刺身とはまた異なり、美味しさをダイレクトに舌に伝えてくれますね。

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ホタルイカの塩焼昆布。

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目玉は硬いので外します。酒で洗った昆布上で天火で焼かれた香ばしいホタルイカ。かりっとした表面ととろりとした中身の違いを楽しみつついただきます。三種のホタルイカ、それも本当に美味しくて感動物です。

万全の用意してくださった大将、そしてそれをお祝いです、と振舞ってくれた女将さん、本当にありがとうございました。

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助っ人殿(いかい大将の息子さん)の帆立の吸い物。

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東京で修行してきた助っ人殿の料理は繊細かつ上品でした。

「富山は醤油の味がないと薄いって言われますからね…その辺が今後の課題です」

助っ人殿が言われるように、富山は醤油至上主義的なところがありますからね。その辺と折り合いをつけながら料理を作っていくのだとか、郷土の味と自分の味の折り合い、料理人というのはいろんなものと戦い、日々、研鑽していくのですね…自分には絶対無理な職業ですねcoldsweats01

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ここからお寿司を握っていただいたのですが、写真は少な目です。理由はお隣におられた人物を大将に紹介していただいて、その方とのお話に自分が夢中になったため。

自分達のお隣におられたのは、魚津に店舗を構える「ぱてぃしえ・のっき」のオーナーシェフ、のっきさん。大将の橋渡しでのっきさんと対談?することに、自分がブロガーであることを紹介されると「ネットは怖い、いい評判も悪い評判も一気に流れるし、北陸の洋菓子組合で、出す商品を被らないように調整していますが、自分ところの商品と同じものがどこにあったと一瞬で流れますからね」とのっきさん。

洋菓子組合なるものがあったことに驚きを感じましたが、商品が被ることが致命的だと、洋菓子の難しさを教えていただきました。いわれてみれば同じ果物を使った洋菓子でも、見た目や味が同じような物が近くの店にあって当然の洋菓子屋さんで、個性が保たれているのはそのような組合があったからなんですね…納得。

「もし、スーパーに400円のショートケーキはあったら、aibaさん、買いますか?」

…買わない。スーパーのケーキを400円で買う気はないです。400円の価値のあるケーキしか買いにいきませんよ。

「僕等にも不調の日が有ります、でも、お客さんには買いに来られた日がすべてですから、毎日が真剣勝負ですよ。小さなケーキを400円で販売して、喜んでもらい、また買いに来ようと思っていただける商品を作るのは難しい、でも、それが楽しい、楽しいからパティシエをやっています」

ずっしりと心に来ましたね。ネットでの評価は大変気になるというのっきさん、悪いことがかかれていると、それに対して真剣に悩み改善するために努力するのだとか…自分もネットの世界でお店の評価を書くということの重大さを感じました。

「ケーキ屋というのはお客さんに言葉でのフォローというのは難しいですから、指先に込めて想いを届ける、それが大事だと思うんです」

いかい大将といい、のっきさんといいまさに職人でした。職人の指先から伝えられた想いを、自分は舌先で受け取って、どれだけ人に伝えることができているのでしょうか?お二方が作る職人なら、自分は食べる職人になりたい、そう思った1日でした。

写真を撮るのも忘れて、というかお寿司を食べるのも忘れて、のっきさんとの会話を楽しみました。料理人の想いを直に聞ける機会なんて自分にはなかなかない ことですからね。紹介してくださったいかい大将に感謝、真剣にお相手してくださったのっきさんに感謝です。

本当はもっと色んな話を聞いたのですが、器の小さい私は自分だけものにしたくて記事にするのはここまでにしますw

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この日のデザートに白山市の円八のあんころを出してもらいました。「円八のあんころですね」と、いったところ「見ただけでわかるのですが、恐ろしい人だ」とのっきさんに言われてしまいましたcoldsweats01これは自分の地元の名産ですからね…それでわかるのだと思います(;´▽`A``


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この日は嫁が生二杯、こちらのお土産がついて9000円。あれだけいただいて二人で一万円を切るだなんて、女将さん、ご馳走になりました!!お土産は長野への道中、朝ごはんとしていただきました。

お店情報

大黒屋寿司店

HP http://www.nice-tv.jp/~daikoku/index.shtml

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住所 魚津市中央通り2-9-16

大きな地図で見る

TEL (0765)24-2888

定休日 水曜日

営業時間 PM4:30~PM10:00

駐車場はお店前の川の向こう側のスペースにありました。HP25台分とありましたが、25台を停めるときは皆さんのご協力が必要な気がします。。も し停められなければお店の人に聞いてみてください。また、お店付近の道は一方通行が多いです。標識に気をつけて運転してください。

皆さんの応援が自分の元気の源です。下は元気のボタンです。押していただけますと元気が貯まります。このボタンも元気が貯まると綺麗になっていきます(;´▽`A``

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コメント

私も大黒屋さんへブログ取材へ伺いました。(仕事で、なのですが。。。(*´σー`))
大将も「zen aibaさんの記事を見て来店くださるお客様もいるくらい、表現がうまい!」と絶賛のブログ、私の記事にリンクさせていただきました。

勝手に申し訳ありません。
もし、ご迷惑であればご連絡ください。

ブログ、拝見させていただいています。本当に、スイーツからお寿司まで幅広いジャンルに渡る取材、味の表現がすばらしいです。
これからも楽しみにしています。

投稿: まちサポ | 2011年2月16日 (水) 16時47分

>まちサポ さん

お久しぶりです
コメントは残しておりませんが
魚津の記事、読ませていただいております

自分の書いたものが多少なりともお役に立つのであれば
ご自由に使っていただいて構いません
こちらこそ使っていただきましてありがとうございました

取材というより食欲の赴くまま
食べ続けているだけですcoldsweats01
こちらこそよろしくお願いいたします

投稿: zen_aiba | 2011年2月17日 (木) 00時42分

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